白物家電で最初にIP化されるべきはコンロ − 緊急地震速報

地震予知の研究はだいぶ進んできたのだろうが、大地震の予知を発令するのは予知が外れたときの混乱を考えると実際にはできないのではないか、とはよく言われていることだ。その点、実際に発生したものを地震波が到達する前に通知するのはそうした不必要な混乱を引き起こさないので現実的。震源のど真上にいる人はちょっと間に合わないのかもしれないが、地震の波が到着する数秒でも前にその心構えができ、コンロの火を消す/机の下に潜る/ブロック塀から1歩でも離れるなどの対応が取れるのであれば意外に被害は縮小するのではないか。(特に地震で最も恐いのは火災なので、自動的に火を消すコンロというのは効果が高そう)

そうなってくると欲しいのは、

  • 地震発生速報が来ると自動的に火が消えるコンロ(IP化が必要)
  • 遅延無く速報がメールで飛んでくる携帯電話(QoSが必要)

白物家電で最初にIP化されるべきは意外や意外、コンロだ。(コンロを家電と言うかどうかは別として)